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cinematograshi1234

映画「パターソン」小ネタと考察



先日、ずっと気になっていた映画「パターソン」を鑑賞いたしました。

ジム・ジャームッシュ監督の映画というのはなんだか、雨の日に鑑賞すると心が洗われるような感覚になります。


今作は、かの「スターウォーズ」新三部作でカイロ・レンを演じたことでも有名な俳優さん「アダム・ドライバー」が主演を務めています。


実在するアメリカのニュージャージー州、パターソンという町を舞台にし、主演のアダムもパターソンという役名で。なんだかそこにもジム・ジャームッシュ監督のユーモアが隠されている気がします。


今作のあらすじを少し。


ニュージャージー州パターソンでバスの運転手をしているパターソンの生活を、月曜日から一週間にわたって描いています。毎日がほぼ同じパターンで。パターソンは早起きして出勤し、乗客の話に耳を傾け、休憩時間には持ち歩いているノートに詩を書く。仕事の後は妻の愛犬マーヴィンを散歩させ、シェイズバーでビールを飲みに立ち寄り、他の常連客やオーナーのドク(バリー・シャバカ・ヘンリー)と交流したりします。


パターソンの妻、ローラは、彼の詩を愛しており、長い間、それらを公開するか、少なくともコピーを作るように彼を促してきました。彼はついに週末にコピー屋に行くことを約束すしますが・・・



では、今作のみどころを少し。


詩人、アレン・ギンズバーグも住んでいたことで有名なパターソンという町ならではで、

映画には数多くの詩が登場します。


映画に登場した中で好きな詩は下記になります。


「Water falls」

Water falls from the bright air It falls like hair

Falling across a young girl’s shoulders Water falls

Making pools in the asfalt Dirty mirrors with clouds and buildings inside


It falls on the roof of my house Falls on my mother and on my hair

Most people call it rain



「水が落ちる」

明るい空気から水が落ちる それは髪のように落ちる 若い女の子の肩に落ちる 水が落ちる

アスファルトにプールを作る 雲と建物が内側にある汚れた鏡

それは私の家の屋根に落ちる 私の母と私の髪の上に落ちる

ほとんどの人はそれを雨と呼びます



こんな感じで数々の詩が音声共に映像に表されています。


くすっと笑ってしまう面白い場面もあります…(笑)


この映像の後にオチがある惜しい(笑)


オマージュか?と思わせるバスのシーン




大好きな映画「ムーンライズキングダム」の2人が成長して登場していて感動してしまいました・・・!このサムとスージーにあこがれて大学のハロウィンパーティーでコスプレしたこともあるいい思い出。さすがに写真はあげられませんが(笑)


日本人俳優、永瀬正敏さんが登場、ラストシーンのいい場面を持っていく・・・!




ジム・ジャームッシュ監督は東洋、西洋様々な文化を取り入れ、様々な国の俳優さんを登場させる気がします。


ぜひ、そんなユーモアと異国情緒溢れる静かなる美の世界に浸りたい方はご鑑賞ください!

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