1.チェコのアニメ師、ヤン・シュヴァンクマイエルの描くあの「不思議の国のアリス」のミステリーファンタジー版『アリス』
『アリス』(Něco z Alenky)は、1988年にスイス、イギリス、ドイツによって製作されたチェコスロバキア映画。ヤン・シュヴァンクマイエル監督で、同監督の初長編映画。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を原作に、シュヴァンクマイエル独自の世界観で脚色、映像化した作品。通常の不思議の国のアリスと異なり、ダークで陰気な雰囲気が全編を通して漂っている。生身の役者の演技と人形アニメーションとを組み合わせており、アリス役のクリスティーナ・コホウトヴァー以外はすべて人形である。1987年度アヌシー映画祭最優秀長編アニメーション映画賞受賞作。
原題のNěco z Alenkyはチェコ語で「アリスの何か」を意味する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9_(1988%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
2.スペイン発のダーク・ファンタジー、世にも恐ろしい世界、そこは天国か地獄か…観る人にしかわからない彼女の運命の行方『パンズ・ラビリンス』
『パンズ・ラビリンス』(原題: El laberinto del fauno, 英題: Pan's Labyrinth)は、2006年のメキシコ・スペイン・アメリカ合衆国のファンタジー映画。日本公開は2007年10月6日より。監督・脚本はギレルモ・デル・トロ。PG12指定。
概要
内戦後のスペインに生きる薄幸の少女を描くダーク・ファンタジーである。
本作は世界各国で数々の映画賞を受け、第79回アカデミー賞では撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞し、外国語映画賞では次点となった。
本作は1993年から構想されており、最初に書かれた覚書はゲリラの尋問のシーンである。オズの魔法使い、オスカー・ワイルド、アンデルセン、グリム童話、不思議の国のアリスなどのおとぎ話や児童文学から引用している。
デル・トロ監督がスペイン内戦下を舞台に描いた作品としては、姉妹作『デビルズ・バックボーン』(2001年)に続いて2作目となる。
タイトルにある「パン」とは、ギリシア神話に登場する牧羊神である(原題の「fauno」は、パンに対応するローマ神話の神ファウヌスのこと)。ただし、本作に登場するパンの造形には、同じく羊の角を持つ悪魔のイメージも組み込まれている。
ストーリー
むかしむかし、地底の世界に病気も苦しみもない王国がありました。その国には美しい王女様がありました。王女様はそよ風と日の光、そして青い空をいつも夢見ていました。ある日、王女様はお城をこっそり抜け出して人間の世界へ行きました。ところが明るい太陽の光を浴びたとたん、彼女は自分が誰なのか、どこから来たのかを忘れてしまったのです。地底の王国の王女様はその時から寒さや痛みや病の苦しみを感じるようになり、ついには死んでしまいました。姫を亡くした王様は悲しみましたが、いつか王女様の魂が戻ってくる事を知っていました。そしてその日をいつまでも、いつまでも待っているのでした…
少女が体験する不思議な世界そして恐ろしい恐怖…トラウマ体験にもなりうる衝撃の映像をぜひ…!
3.フランス発のコミカルでスタイリッシュな夜の幻想世界を描いた『ロスト・チルドレン』
『ロスト・チルドレン』
監督:マーク・カロ
ジャン・ピエール・ジュネ
港町の海岸沖のスチームパンク会社で、不確定な時間で、クランクは鉱山に囲まれたプラットフォーム上に住んでいます。周りのクローンや失敗した生物と同じように、行方不明になった科学者の実験から生まれた老人です。クランクは夢を見ることができずに落ち込んでいます。そこで彼は、犯罪組織(「サイクロプス」)に依頼して、子供たちの夢を盗むために街の子供たちを誘拐します。悲しいことに、彼のために、彼はサンタクロースの形で子供たちの夢に干渉した場合に、彼は唯一の悪夢を見つけます。
彼らは貪欲なように残酷な二人のシャムの姉妹によって搾取された機知に富んだ小さな泥棒、ミッテは、強力なフェアグラウンド泥棒、ワンとチームを組み、クランクと彼の子分が誘拐したワンの弟ダンレを見つけるために、ワンの弟を見つけようと奮闘します。
かわいらしい女の子とがたいの良い男のタッグに思わず微笑んでしまう…ダークな世界観にコミカルな面白さをスパイスに加えた今作は一見の価値ありです。
ちなみにこの映画監督は私を映画好きにさせたジャン・ピエール・ジュネ監督。彼の描く世界はどれも魅惑的です。皆さんもぜひハマってみてください(笑)
今回もお読みいただきありがとうございます。これらの作品は、お子さんとみるのもいいけれど、その場合、ちょっと嫌なシーンもありますのでお気をつけて!夜に一人でしぽっりお酒を飲みながら童心に帰るのも楽しみ方としては良いかもです。
以上、ありがとうございました!
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