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悲しみについて:喪失感と向き合うにはこの映画



皆さん、一度や二度、人との別れをご経験されたことがあるのでは?

その度に心が傷つきますよね。深い悲しみに暮れても失ったその人は戻ってこないのだから。


そんなとき、悲しみの底から救ってくれる。またその気持ちを代弁してくれるような映画を3選ご紹介したいと思います。



1.悲劇の後に待ち受けるものとは…。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(Manchester by the Sea)は、2016年にアメリカ合衆国で製作されたドラマ映画である。監督はケネス・ロナーガン、主演はケイシー・アフレックが務める。




あらすじ

リー・チャンドラーは短気な性格で血の気が多く一匹狼で、ボストンの住宅街で便利屋として生計を立てていた。


ある冬の日、リーは兄のジョーが心臓発作で亡くなったとの電話を受けた。故郷の町「マンチェスター・バイ・ザ・シー」に帰ったリーは、自分が16歳になるジョーの息子の後見人に選出されたことを知らされる。兄を失った悲しみや自分に甥が養育できるだろうかという不安に向き合うリーだったが、彼はそれ以上に暗い過去、重い問題を抱えていた。






2.西川美和監督、本木雅弘主演で描く妻を失っても悲しみを感じることができない男の物語、『永い言い訳』

『永い言い訳』(ながいいいわけ)は、西川美和による小説と、それを原作に著者自らが監督した2016年10月14日公開の日本映画。


概要

小説は、第28回山本周五郎賞候補、第153回直木三十五賞候補、2016年本屋大賞ノミネート。


映画は、第41回トロント国際映画祭スペシャルプレゼンテーション部門出品作品。


物語

作家の衣笠幸夫は、妻の夏子が友人とともに旅行に出かけるのを見送ったその日に、彼女が事故死したことを知らされる。もっとも、彼女のいぬ間に不倫行為に没入していた幸夫にとっては、さして悲しい出来事ではないのが実情だった。それでもマスコミの手前悲劇のキャラクターを演じていた彼のもとに、夏子の友人の夫、陽一が電話を寄越してくる。トラック運転手である陽一はふたりの子供を抱え、妻を失った事実に打ちひしがれて同じ境遇の幸夫と思いを分かち合おうとしたのだ。執筆に情熱を注ぎ込めない幸夫は陽一のアパートを訪ね、中学受験を控えた長男真平と、その妹である保育園通いの灯のことを知る。家事の素人である陽一は母親役を兼ねられない、と見てとった幸夫は子供たちの世話を買って出た。


器用に対応をこなし、子供たちの信頼を得てゆく幸夫。家事に没頭するなか、幸夫はこれまでにない暮らしの充実感を味わっていた。だがある日、妻の遺したメッセージから彼女が幸夫をもう愛していなかった、と幸夫は知り、絶望感に襲われる。おりしも灯の誕生パーティーにあって、陽一父子の助けになろうとした学芸員・鏑木も加わった団欒の席上、幸夫は疎外感から暴言を吐き陽一の部屋を飛び出した。決別ののち、自堕落な生活を送っていた幸夫のもとに、真平からの報せが届く。幸夫が去ってから父子の家庭は荒れ、真平との口論のすえ彼を殴ったまま仕事に向かった陽一は事故を起こしてしまったのだ。幸夫は警察に向かい、陽一の無事を見届けてひとまずは胸を撫でおろすが、冷静になった頭でもう陽一たち家族に介入してはならぬことを悟るのだった。




3.ジェイク・ギレンホール、ナオミ・ワッツ共演『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(あめのひはあえない はれたひはきみをおもう、Demolition)は2015年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はジャン=マルク・ヴァレ、主演はジェイク・ジレンホールとナオミ・ワッツが務めた。なお、本作の邦題は劇中に出てくる言葉から取られたものである。


ストーリー

デイヴィスは義理の父親(フィル)が経営する投資銀行に務めており、その優秀さは周囲からも一目置かれるほどであった。しかし、自動車事故に巻き込まれ、デイヴィスは妻(ジュリア)を失い、自らも負傷した。入院中、デイヴィスは自販機でチョコレートを買おうとしたが、不具合で買うことができなかった。言いようのない苛立ちを抑えられなかったため、彼は直ちにカスタマーサポートに手紙を送り苦情を申し立てた。苦情をまくし立てているうちに、デイヴィスはいつの間にか妻を失った悲しみを吐露していた。それを聞いていた担当者(カレン)は彼の境遇に同情的になり、彼に私的なコンタクトを取ってしまう。会話が終わる頃には、デイヴィスとカレンの双方が穏やかな心境になっていた。しかし、彼の悲しみが完全に癒えたわけではなかった。デイヴィスは早々に仕事に復帰したが、かつてのように仕事にやりがいを感じることができなくなっていた。通勤中、デイヴィスは顔なじみの乗客に「俺はジュリアを愛していなかったのだと痛感した。彼女が亡くなったのに、俺は悲しみや苦痛を一切感じていないんだ。」と漏らした。


精神的に不安定になったデイヴィスは奇行を連発する。そんなある日、彼は自分の跡を付けているステーションワゴンがあることに気付いた。しかし、彼は誰がそんなことをしているのかに興味を持てなかった。彼が興味を持てたのは機械を分解してその内部構造を把握することだけであった。デイヴィスが分解したのは自宅にあるものだけだったが、ついには会社のコンピュータを分解するようになった。


実はデイヴィスの跡を付けていた人物はもう一人いた。それはカレンである。実はカレンとデイヴィスは通勤経路が一緒だったのである。カレンはデイヴィスに自分の正体がバレないように行動していたが、ある日、自宅に郵送されていた定期購読の雑誌を落としてしまった。デイヴィスはそれを頼りにカレンの自宅を突き止めることに成功した。カレンはシングルマザーではあったが、恋人のカールと同棲していた。カールが出張に行った隙を突いて、デイヴィスはカレンの自宅を訪問した。2人は親密な関係になったが、カレンの息子(クリス)は恋人のようでそうではない二人の関係を理解できなかった。やがてデイヴィスが精神的な葛藤に苦しんでいると知った。クリスは、自身の持つ性的な葛藤、社会や家庭環境への戸惑いについて、狂気の中に生きるデイヴィスと交流する中で、自身への肯定感を少しずつ育んでいった。


またデイヴィスはジュリアの名前が冠された奨学金の創設手続きの中で、対象者を選ぶ面接の場で妙な振る舞いをして、義父の怒りを買う。破壊衝動に取り憑かれていたデイヴィスはブルドーザーを購入し、クリスと一緒に自宅を思いっ切り破壊した。その後、デイヴィスは自宅の跡地でジュリアが書いたメモ書きを発見した。そこには予想もしなかったことが書かれてあった。




以上、3選どうでしたか?悲しみからその感情を感じることができないくらい心が壊れた時に私はこの映画たちに救われました。皆さんも機会があったらぜひご鑑賞くださいね。



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