皆さん、本は読みますか?私はあんまりです…だけど昔は超読書家でした!(昔はね(笑))
そんな元読書家の私が紹介する(原作読了済み)の傑作選をご紹介したいと思います。
元読書家って肩書きなんかダサいですね。本、読む習慣身に着けます!
1.名作中の名作!不倫小説として名高い『ボヴァリー夫人』ミア・ワシコウスカ主演
『ボヴァリー夫人』(原題:Madame Bovary)は2014年に公開されたアメリカ合衆国・ドイツ・ベルギー合作のドラマ映画である。監督はソフィー・バルテス、主演はミア・ワシコウスカが務めた。本作はギュスターヴ・フローベールが1856年に発表した小説『ボヴァリー夫人』を原作としている。
概略
18歳のエマは父親の薦めで医者のシャルルと結婚することになった。ところが、田舎町での生活は退屈極まるものであり、エマが思い描いていた楽しい日常とはほど遠いものであった。しかも、シャルルは仕事熱心なあまりエマを気にかけようとしなかった。そんなある日、エマはレストランの店員(レオン)から言い寄られ、満更でもない気分になったが、結局は金持ちの侯爵と不倫することにした。侯爵との関係を通して華やかな世界を垣間見たエマは「自分もあの世界の一員になりたい」という思いを強くし、借金をしてまで彼らと同じ服装をするようになった。これが原因でエマは転落することになる。
うーん、私、エマの気持ちわかる派なんだよな。本を読んでいる人もいない人も原作の世界観を忠実に表現していて楽しめると思います。話題の俳優、エズラ・ミラーが出演しているのもポイント。
2.エミール・ゾラの小説『居酒屋』
『居酒屋』(いざかや、Gervaise)は、1956年のフランスのドラマ映画。監督はルネ・クレマン、出演はマリア・シェルとフランソワ・ペリエなど。フランスの文豪エミール・ゾラによる同名小説(原題:L'assommoir、1877年)を原作としている。撮影期間は1955年8月6日から同年12月29日。
マリア・シェルがヴェネツィア国際映画祭 女優賞を受賞し、第29回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。
若く美しいジェルヴェーズ (Gervaise) は、クロード (Claude) とエティエンヌ (Etienne) という息子2人と恋人のランティエ (Lantier) と一緒にパリに住んでいる。ランティエは何も言わずに稼いだ金を持ったまま失踪してしまい、置き去りにされたジェルヴェーズは貧苦に悩む。しかしジェルヴェーズはクーポー (Coupeau) という労働者を知り、クーポーは彼女を愛し、決して暴力はふるわないと約束し、二人は結婚し、よく働いて3年がたち、ナナ (Nana) という娘が生まれる。ジェルヴェーズは洗濯屋を開く。
ある日、通りから呼んでいるナナを見るために、クーポーは窓の近くに寄り、そこから地上に転落し、働けなくなり、酒びたりになる。ある日の昼飯の時、ランティエが戻ってきて三人が奇妙な同居を始める。クーポーはジェルヴェーズを叩くようになり、ランティエはよく働くジェルヴェーズとの関係を復活させる。ジェルヴェーズの同居は土地の人の反感をかい、店はさびれ、金がなくなり、ランティエは去ってゆき、クーポーは気が狂って病院で死ぬ。ジェルヴェーズは孤独のまま死に、死後2日たって発見された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%85%E9%85%92%E5%B1%8B_(1956%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
3.私の中の最高傑作、ジャン・コクトーの『恐るべき子供たち』
『Les Enfants Terribles』は、ジャン・コクトーの小説『Les Enfants Terribles』を基に、ジャン=ピエール・メルヴィルが監督した1950年のフランス映画である。メルヴィルの長編第1作目『Le Silence de la Mer』(1949年)は、ジャン・コクトーの注目を集め、彼は『Les Enfants Terribles』の映画版の監督を依頼した。
プロット
寝たきりの母の世話をするエリザベートは、学校での雪合戦で怪我をしてしまい、ほとんどの時間をベッドで休まなければならない10代の弟ポールをとても大切にしています。同じ部屋で寝たり、喧嘩をしたり、秘密のゲームをしたり、ほとんど家から出ないなど、兄弟は切っても切れない関係にある。
ポールの友人のジェラールはよく家に泊まりに来る。母親が亡くなり、エリザベートはクチュリエのモデルとなり、そこでアガサと出会い、家に連れてきて一緒に暮らすことになる。内気な少女は、ポールが片思いしていた男子生徒であり、彼を傷つけた少年でもあるダルゲロスに酷似していた。ポールとアガサはすぐに惹かれ合うが、二人ともエリザベートの反応を恐れてそれを告げることができない。エリザベートとポールの関係は、言い争いの中で最後の言葉を持った者が勝者となるゲームのようなものである。
エリザベートは金持ちの実業家と知り合い結婚するが、彼は交通事故で数日後に死亡し、彼女に大邸宅と財産を残してしまう…
そこで繰り広げられる物語とは果たして…
切っても切れない関係にある兄弟の愛とも知れぬ感情、そこにうずまく嫉妬、様々な感情と共に得体のしれない世界に導かれていく…
以上、3選いかがでしたでしょうか?本を読む時間がないけど…
読書の世界を味わってみたいという方は是非この読書の秋に鑑賞されてみてください。
おススメです!
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